睡眠の質を上げる枕とは?

こんにちは、久家です。

前回お伝えした

【熟睡を作るナイトルーティーン】

試していただけたでしょうか?

前回記事:熟睡を作るナイトルーティーン

 

「入浴後はスマホは見ないようにしました!」

「電気の明るさを変えてみました!」

「夕食を20時には終えるようにしました!」

などなど、

早速実践された患者さんたちから報告をいただきました!

 

即行動に移せるって…

スゴイです!

 

何でもそうですが、

新しい知識やノウハウなどを知ると

①知って満足する人

②いつかやろうと思って先延ばしにする人

③即行動に移す人

だいたいこの3パターンに分かれます。

 

そして良い結果が出るのは…

みなさんお分かりでしょうが、

③の人たちです。

そして大多数が①と②です。

 

これは僕の考えですが、

知識として理解していること自体はそこまで意味のあることではない

と思っています。

頭の中で理解していたとしても、

実際に行動しないと何も変わりませんよね。

 

まずは1つ

できそうなことからやってみてください。

必ずいい変化が起こりますから。

 

前回にもお伝えしましたが、

質の高い睡眠を考える上で大事なことは

副交感神経が優位になるような睡眠前ルーティーンを確立すること

です。

そして

そのルーティーンで作る副交感神経が優位になった状態をいかに睡眠につなげるか

がポイントであり、

その役割を果たすのが寝具です。

 

今回は寝具の中で最も重要ともいえる

「枕」

についてお伝えします。

目次

ルーティーンを生かすも殺すも枕しだい

今一度、しっかりと意識していただきたいのが、

寝てからが勝負なのではなく、寝る前が勝負

ということです。

 

だから寝る前のルーティーンが大事になるのですが、

ルーティーンをしっかりと行っても

体に合っていない寝具を使っていると…

横になった瞬間に体が緊張し、

交感神経が働き始めます。

この時点で、

それまでのルーティーンが台無しに・・・

 

特に枕が合ってなくて

こう言った状態になっている人が非常に多いです。

 

世の中には様々な枕がありますが、

こういった視点で作られている枕が少ないため

睡眠に問題を抱えている人がとても多いように思います。

 

【枕難民】

という言葉をご存知ですか?

 

さまざまな枕を使っても、

なかなか自分に合う枕が見つからず、

肩こり、頭痛、腰痛といったお悩みの症状が改善しない…

 

そういった次から次へと枕を買い換える人たちのことを言います。

 

これだけ世の中にはたくさんの枕があるにも関わらず

このような人たちがいるということは

いかに質の高い睡眠を実現する枕が少ないかを物語っているのではないでしょうか?

語り継がれる間違った3つの枕理論

そんな枕難民の人たちが最終的に行き着くのは

オーダーメイド枕。

自分の体に合わせて測定して作ってくれ、

ヘタってきたらメンテナンスまでしてくれる

何とも魅力的な枕ですよね。

 

しかし、

自分の体を計測して作ったのに枕が合わず枕難民になっている人が多い

という事実はあまり知られてはいません。

 

ここで皆さんには枕難民にならないために知っておいてほしいことがあります。

それは、オーダーメイド枕をはじめ多くの枕が

間違った枕理論で作られている

ということです。

間違いその①:良い立ち姿勢を寝た状態で作る

以前テレビで、

オーダーメイド枕を製造している会社が

枕の説明をしていました。

 

そこでは

「この枕で寝ることで、立った状態での良い姿勢を寝た状態で作ることができます」

と説明し、それが理想の寝る姿勢だと説明していました。

 

これを聞いてあなたはどう思われますか?

 

一見、良さそうに聞こえますが…

全くのデタラメです。

 

なぜって?

そもそも立っている状態と寝ている状態では

重力のかかり方が全く違います。

 

人間には環境に適応する能力が備わっていて、

この能力により体は、

立てば立った状態での最適なバランスを作り出し、

寝れば寝た状態での最適なバランスを作り出すのです。

 

なので、

立った状態で体をチェックして

その基準で作った枕が合うはずがありません。

 

こうやって説明されればすぐに分かると思いますが、

テレビで堂々と有名メーカーが言っていれば、

信じてしまいますよね。

 

このように、

立っている状態と寝ている状態では

重力のかかり方が全く違うため、

立った姿勢を計測してその姿勢に合わせて作るオーダーメイド枕は、

全く意味のないものになってしまうわけです。

間違いその②:頸椎のカーブに合わせた枕が良い

首は軽く前方にカーブしており、

そのカーブにしっかりとフィットすることを売りにした枕がよく見かけられます。

 

確かに、

首にかかる負荷を軽減させ、

疲れをしっかりととってくれる

といった印象を受けます。

 

実際に寝てみると…

軽く首が圧迫されて、

首を支えてもらっているようで

気持ちいい感じすら受けてしまいます。

 

しかし、首にフィットさせる形で頭を支える枕は人間が持つ「自然治癒力」を弱めてしまいます。

 

脳から発信された

「自然治癒力」の信号は、

必ず首(頚椎)を通ります。

 

枕を首にフィットさせるということは、

頚椎が圧迫されているということ。

 

その状態では

脳からの信号が

スムーズに通ることはできません。

 

首を圧迫したまま眠る。

これではいつまでも

人間が本来持っている

自然治癒力は発揮できず、

体は回復していかないのです。

 

首のカーブは

体のバランスをとった結果として作られます。

 

だから人によっては、

パソコン作業が長い

スマホを見る時間が長い

などで姿勢が悪くなると、

その状態で体のバランスをとるため

ストレートネックなどになったりするのです。

 

首のカーブは、

体全体のバランスを取った結果作られるもので、

首だけに何かアプローチして作るものではありません。

そのため首のカーブに合わせた枕では、逆に調子が悪くなってしまうのです。

間違いその③:好みの固さで枕を作る

枕の固さの好みは人それぞれですが、

柔らかい枕を好む人が多いようです。

 

柔らかい枕は、

ふわふわして寝心地バツグン

のように思えます。

確かに、目が覚めていて横になっている分には気持ちがいいですもんね。

 

しかし、柔らかい枕で「眠る」となると話は変わってきます。

一歩間違えれば、体がゆがんでしまう原因になりかねません。

 

というのは、

人間の持つ「自然治癒力」を最大化するためには、

睡眠姿勢において首を圧迫しない、

あくまで自然にフリーにすることが最も重要

だからです。

 

しかし柔らかい枕だと

首に沿って圧縮されるため、

どのように寝ても首が圧迫されてしまいます。

 

結果として体がゆがんでしまい、

むしろ体の不調が強く出てしまうケースもあります。

 

体にあった枕には固さの調整が不可欠という事が分かっています。

人間の体が許容できる固さがあるのです。

 

なので、

好みで固さを選んでしまうと、実は合っていない枕を使い続けることになってしまう恐れがあるのです。

“寝るだけ”で体のバランスを改善してくれる枕

ではどういった枕で寝るのが良いのでしょうか?

 

寝た時に体が緊張することなくリラックスできる状態

これが実現できるものが理想的。

 

ナイトルーティーンで作った

副交感神経が優位な状態を

そのまま睡眠につなげることができるからです。

 

そこで当院では、4年前から

寝るだけで体の歪みが整う枕

をご来院の皆様にご提案しています。

この枕は

寝始めの10分仰向けで寝るだけで、体の歪みが整うので

体全体がリラックスした状態で、

スムーズに睡眠に入ることができます。

 

「いやいや。ちょっと待って。

寝るだけでゆがみが整うとか…

怪しくない?」

って思いますよね。

 

僕も最初はそうでした。

でも実際に寝てみると、

熟睡でき、朝起きた時の状態も全然違うんです!

 

なぜ寝るだけで整うのかは、

話始めると長くなってしまいますので、

今回は割愛させていただきますが、

まずは論より証拠!

実際に使用している方々の声をご覧ください!

いかがでしたか?

 

ここでご紹介した使用者の方々は、

睡眠の質が上がって

お悩みの症状を改善されています。

 

やったことは…

ただ枕を変えただけ

 

枕次第で睡眠の質が変わりそして体が変わる

ということがわかっていただけたでしょうか?

 

数回にわたって

睡眠について根本的なところからお伝えしてきました。

全て読んで頂いた方は

睡眠に対する意識が変わったのではないでしょうか?

 

なかなか睡眠について

じっくり考える機会もそうないと思いますので、

この機会にぜひ

ご自身のナイトルーティーンを作って

良い睡眠習慣を手に入れていただけたらと思います。

 

 

P.S.

記事内でもお伝えしたように、

せっかくナイトルーティーンを確立しても

寝具が合っていなかったら

全てが台無し。。

 

そこで当院では、これまで

睡眠でお悩みの患者様に

ある枕をご提案してきました。

 

オーダーメイドの枕でも

満足できなかった方が…

 

この枕で熟睡を手に入れています!

枕の詳細はこちらから↓

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