こんにちは、久家です。

 

前回、

心の健康を作るという視点から

「言葉」

についてお伝えしました。

 

こういったことは

即効性のあるものではないので

興味のない人もいるかもしれませんね。

 

しかし、

心の健康は

体質改善と同じで

続けていくことで変わっていくもの

 

物事の考え方や捉え方は徐々に変わっていくものです。

 

心も体も

根本的なものは

急に変わるなんてことはありません。

 

皆さんの心が

徐々に変わっていくように

元気になれる、前を向ける言葉を

毎週月曜に配信していきますので

ぜひ

「心の体質改善」を

していただければと思います。

 

今回からは

心のメンテナンスについてお伝えします。

 

メンテナンスとは?

プロのアスリートとかは

長く競技を続けるために

日々メンテナンスを行なっています。

 

一流になればなるほど、

肉体的なもの

メンタル的なもの

日々のトレーニングや試合で疲弊した

体と心をリセットしてから

次の日にのぞむ習慣ができています。

 

僕たちはアスリートほど

肉体を酷使することはありませんが、

毎日の仕事や育児で

体が疲労しているのは間違いありません。

ストレス社会の中で毎日を過ごしていれば

当然心も疲弊してきます。

 

現代社会で

長く健康に生きていくためには

メンテナンスを習慣化することが

とても重要なのです。

 

整体師の僕が

メンテナンスという言葉を使うと、

「体が悪くならないように

 定期的に体のケアをしていきましょう」

という意味に聞こえると思いますが

僕はメンテナンスを

【エネルギーが満ちている状態にすること】

と定義しています。

 

ストレスを溜め込んでいる

やる気が出ない

いつも疲れ切っている

機嫌が悪い

常に不安を抱えている

などのような

エネルギーが枯渇している状態、

ダダ漏れになっている状態っていうのは

「メンテ不足」です。

 

・自分の内なる声に従いましょう!

・直感はいつも正しいんだ!

・魂の声を聞きましょう!

といったことは昔から

多く成功者の人たちが言っています。

子育てにしても

仕事にしても

こう言った声に耳を傾けることって

大事なことだと思っているのですが、

僕の経験上、

自分の内なる声が聞こえなくなって

誤解しておかしなことをやって

失敗する

そんな時って大体、

メンテ不足です。

 

自分の心と体を

いい状態に保っておかないと

自分の本当の声なんて

聞こえないんだと思います。

 

常に自分を

エネルギーが満ちている状態に

置いておくためにも

心と体をメンテナンスする習慣を

つけていきましょう!

 

目標が先?行動が先?

 

「目標がないから、

 やる気になれないんだ」

 

「やる気になれないのは、

 夢がないからだ」

大人であれば仕事

子どもであれば部活や勉強に

やる気が出ない理由として

よく挙げられるものです。

もっともらしく聞こえますが、

よく考えてみるとこれ

実は理由になってないんですね。

「どうしても叶えたい夢があるからやる気になる。だから行動できる」

「目標・夢「やる気」「行動」

この順で人は動く。

だからまずは「目標が大事だ」って言われる。

それがないから

やる気にならないんだって。。

本当にそうでしょうか?

「目標や夢」といった意味では

誰にも負けてないのに、

行動という意味では

誰にも勝てていない

こんな人ってあなたの周りにもいませんか。

僕たちは、

自分の「脳」からくる命令に従って

行動したり、怠けたりしています。

前回お伝えしたように⁡

あなたの脳は、

生まれてからずっと、

光の届かない真っ暗な部屋の中で、

何も見ず、何にも触れずに隔離され、

いわば完全に外の世界とは

切り離されたところに閉じ込められて

今日に至ります。

⁡そして

日々外の世界の情報を

目や耳、鼻、舌、皮膚、

つまり

あなたの「身体」から得ています。

もしあなたの身体が

何も経験しなかったとしたら、

真っ暗な部屋の中にある脳は

外の世界のことは何も知らないわけです。

脳が知っていることは、

あなたが外の世界で経験したことだけ。

そうやって今日まで

あなたの脳は作られてきた。

身体を動かすこと、

つまり

「行動」で脳が作られていくのです。

脳が指令を出しているのは事実ですが

その脳は…

あなたが身体で経験したことだけでできている

そう考えると、

さっきの図は逆のような気がしませんか?

「行動」「やる気」「目標・夢」

身体を動かして

外の世界から刺激を得るから、

それに相応しい脳が作られる。

行動をするから、

その行動に相応しいやる気が沸き、

継続すると目標や夢が現れる。

この方が自然だと思うんです。

こうやって生きている人は、

目標や夢が果たせなくなっても、

行動はやめていないので

別の目標や夢がまた生まれてくる。

一方で、

夢や目標でやる気を出している人は、

それが果たせなくなってしまったら、

行動そのものをやめてしまう。

そして、

「夢がないからやる気になれないんだ」

といった言葉が出てくる

大掃除とか考えてみると

わかりやすいと思います。

掃除を始める前から

あそこもここも全部綺麗にしようって

目標を高く設定したところで

なかなか始められなかったりするものです。

でもとりあえず始めたら

気になる所が増えていって、

折角だから

ついでにここもあそこもやってしまおうって

やる気が出てきて。

そうやって綺麗になると今度は

「模様替えでもしようかな」といった

新たな目標が生まれたりする。

だから僕は

「やる気とか目標とかはいいから、さっさとやれ!」

って自分自身に言うようにしています。

今の時代に

こんなマッチョなことを

人に言うつもりはありませんが(笑)

これを自分に言える人だけが、

いつもやる気に満ちて、

新たな目標や夢を常に抱いて、

人生を前向きに生きる人になれると思います。

まずは行動を!

前回もお伝えしましたが、

これまでの人生で

自分が脳に見せてきた世界は

ものすごくちっちゃい

世界のほんの1部分でしかありません。

とにかく行動して、自分の脳にどれだけ多くの世界を見せてあげられるかが大事です。

全然違う世界を見せたら、

僕らの脳は

これまでとは全然違う、

行動命令を出すようになる。

きっと僕たち人間の脳は、

真っ暗な部屋の中で

どんな世界を見せてくれるかを、

楽しみに待っているのではないでしょうか。

そう考えると…

自分の脳に、

人生の素晴らしさ

生きていることの尊さ、

嬉しいこと

悲しいこと

感謝、感動、歓喜

それらすべてを届けてあげたい。

そう思いませんか?

そうすれば僕らの脳は

「面倒くさい」

「興味ない」

「どうせ自分なんて」

「無駄なことはしたくない」

「できるだけ働かないで、裕福になりたい」

なんて思って

行動しないで作られた脳とは

全然違う命令を出すようになるのは

わかりますよね。

「やる気が出ない」というのは

脳が新たな経験を

求めている合図かもしれませんよ。

 

行動のないところに成功も失敗もありません。

 

まずは行動を!

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

久家